The Guides Axiomを布教したい話
The Guides Axiomというスマホゲームがある。
簡単にいうと、「暗号解読ツールを駆使して機密文書を発掘するパズルゲーム」である。
こんな具合に謎がポンと提示され、プレイヤーはどうにかして解法をひらめかなければいけない。ちなみに、axiomは英語で「原理・公理」のことらしい。
↑なるほど、わからん
無料で遊べるが、課金するとヒントを見れたりエクストラステージを遊べたり製作者におひねりを差し上げられたりする。また、有料の姉妹作品The Guides(別ゲー)と、The Guidesの世界に浸れる小説The Guides Compediumがある。有料ではあるものの、Axiomに魅力を感じた人であれば有料版に手を出すこともやぶさかではないだろう、と思う。
そして、できれば全人類にこのゲームにハマッてほしい。
で、そんなThe Guides Axiomのどこがそんなにエエのやという話である。
このゲームが個人的にツボにはまった理由はこんなところだろうと思う。
☆ゲーム進行によって開放される暗号解読ツールによって、手軽に「なんかすげー高度なことをやってる感」が味わえること。たとえばアルファベットを二進数に変換できたり、モールス信号をアルファベットに変換できたりする。子どもの時分に雑誌『大きなポケット』の付録についていた「秘密の暗号手帳」にワクワクして以来、「暗号」と聞くとなんだか楽しくなる人間としては、実におあつらえ向きのゲームである。
また、ゲームに必要なものはゲーム内で賄えるので、特別な知識は不要。昔ある脱出フェームで遊んでいたときにモールス信号を解読表なしに出されてぶん投げたり、化学の知識を求められて「知らんがな」となったりした経験があるので、ゲームクリアに必要な要素がゲーム内ですべて手に入るというのはありがたい限りである。
☆前に解いたパズルの答えが、別のパズルのヒントになっているところ。気づいた瞬間に「わたしはなんてかしこいんだ!」と嬉しくなれる。
また、既にクリアしたレベルを何度も見直すことは、より深くゲームの世界観を発見する機会につながる。ゲーム内で世界観がすべて語られることはなく、むしろプレイヤーにガンガン考察を促してくるため、レベルを行ったり来たりすることが苦痛なせっかちな人でなければ、むしろ「新たなレベルでの発見によって前のステージの考察が捗る」ことに満足できると思う。
☆隠し要素があるところ。いくつかのレベルには別の答えが隠されており、それを入力するとトロフィー的なものがアンロックされる。これらがいかにも「秘密の文書」っぽいのも実にそそられる点である。人間、隠された事物を暴くことには強い魅力を感じるものである。RPGのダンジョンには隠し通路や隠し宝箱があってほしいし、SCPみたいな組織の文書を漁るのが大好きな自分としては、100点満点で5万点くらいつけたくなる。
不気味というかミステリアスなBGMと、画面の雰囲気が相まって、薄暗い部屋でこっそりPCをのぞき見しているような気分に浸れる。
このように、The Guides Axiom好きな人にはめっちゃツボなゲームである。もう一度いうが、全人類にDLしてほしい。
ただこのゲーム、英語なのである。
英語なのである。
なので、雰囲気も最高だしパズルを解くのも楽しいし、機密文書を見つけると嬉しくなるけれど、中身が英語なので何のこっちゃわからんのだ。ググッてみても英語と韓国語の攻略サイトしかないし、ましてや解説考察サイトは……という状況である。アプリストアのレビューとか見ても、「英語だからわけわからん、魅力がわからん」という声が寄せられている。なんともったいない話ではないか。
では、どうするか。答えは明白である。
ほかにやる人間がいないなら自分がやればよいのだ。何事も最初に手を付けた人間がエラいのだ。つまり私はエラいのだ。
ということで、このブログでは私が勝手に解説やら考察やらをする。ゴリゴリにネタバレをしていく所存なので、悪しからず。
ゲーム内で提示される文書についても翻訳していくが、私の英語力はたったの5しかないので、そこのところも承知していただきたい。
レベル1~レベル8前半…その1
レベル8後半~レベル11…その2
レベル12~レベル16…その3
レベル17~レベル20…その4
レベル21~レベル27…その5
レベル28~レベル31…その6
レベル32~レベル37…その7
レベル96~レベル41…その8
レベル43~レベル49…その9
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